小学生の娘の本探しに出版社の危険を感じる
先日本屋に娘を連れてって好きな本を選ばせた時、ちょっと大丈夫かな?って思った。
娘スペック
かわいいよ。もうそりゃーすごく。
小学校一年生。
昔から本が好き。
絵本は普通に読んでいて、最近は活字ベースのちょっと厚めの本も読んでる。
ほぼ毎日少しずつでも読んでる。
そして、アニメも少し好き。
本探しの条件は
「活字の本」である事。
それ以外は自由に選ばせた。
学校や図書館での本選びは結構センスあるんだよね。
小学校1年生で活字読み始めの頃にちょうどいいね。って感じの本。
それを自分で選んで借りてくる。
だから、安心して自分で選ばせたんだけどそこでちょっと大丈夫かな?って思った。
選んでくる本全てが表紙がアニメチック。
いつものインスピレーションが働いていない感じで
明らかに「この表紙かわいい」って選んでくる。
まぁ、娘に罪はないと思う。
この年頃の子だったらそりゃー選ぶな、って感じの表紙。
俺が危険を感じるのは、出版社の方。
本を選ぶのに「表紙のデザイン」で選ばせてる。って思った。
内容が伴っていればいいんだ。
そして、内容がダメっていってるわけじゃないんだ。
でも、「表紙だけ」で手にとらせるっていう戦略が危ないと思った。
狙い撃ちで買う以外普通は
1 表紙orタイトルor作家 を見て目を引く
2 中身をパラパラめくる
3 いい感じ!
4購入。
って流れなんだと思うけど
1で購入を決めさせてる感がバシバシ伝わる。
しかも、子供向けなんて1でほしい!って思う傾向にあるから
出版社はちゃんと気をつけないといけないんじゃない?って思う。
大人なら本なんて読み捨てで数打ってからが勝負!
みたいなのは理解してるけど、子供が表紙だけで読んで
おもしろくない!ってなったら本から離れる。
結果本がもっと売れなくなる。
っていう悪循環になるんじゃないかな?
仕方が無いから親が本の選定も手伝ってあげなきゃ
いつか失敗するかもなぁ。
って思った書店まわりでした。