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物流に係わる人はいつでも清廉潔白でなければいけない理由

もう半年以上も前になるので特定の心配も無いだろう。
その当時に私が携わった案件で起こった事を書こうと思う。

ある人物から当社を名指しで書き込みがあった。
社員のパワハラ、危険なフォークの使用などについてだ。
さらに、ここではお伝えできないが重大なリーク情報もあった。

書き込みを行った人物は、パワハラ社員と仲違いし契約を切られた派遣社員だという。
これらの書き込みは社内で発見され大問題となり現場担当者の変更や重い処分となった。

これらの問題点を整理すると
 ・実際に現場で起こってはいけないことが起こった
 ・恨みを持って当社を離れた人物が書き込みを行った
という2点に大きく分けられる。

高圧的な態度で接してしまうのは論外で撲滅すべき点だが、
人間関係がこじれて、それがもとで恨みを持って当社を離れてしまうのはある程度仕方が無いと思う。
こじれた相手方に問題が無いとも言い切れないが、人間である以上いくら人間性に問題が無くとも衝突してしまう事はある。
このような人間関係にならないように日々人間的に精進を欠かさなければならないのは言わずもがなである。

 

もう一点の問題は、物流現場では甘い誘惑のように存在してしまう。
楽だから、すぐ終わるから、という理由でフォークの使い方を本来禁止されている使い方をしてしまうという作業上の事柄もそう
扱う物も物流現場では、未発表のものから安価ではあるが好きなキャラクターものなので盗んでしまう事
納期優先で本来の仕様とは違った作業を行ってしまう事
など、『人と水は低きに流れる』という戒めの言葉がぴったりなのが物流現場だ。

 

さらに、現場ではたくさんのパートや派遣社員の方が作業をしてくださっている。
この方たちは偏見もあるが、社員に比べ低きに流れてしまう傾向が強い。
社員は本来、その模範となるべきである。
モラル・仕様・決まり これらを社員はかたくなに守らなければならない。
社員から率先してこれらを守らない現場はすさむ、あれる。のである。

さらに、低きに流れた社員と、恨みを持って離れた人が交わってしまうと、
ネットへの書き込みリーク、となるのである。

 

では、どうすればよいか。
簡単である。
物流現場の社員はいつでも清廉潔白でいる事。

人間関係はある程度仕方が無い。日々精進している人間でもソリがあわない人、というのはいるものだ
だが、いつでも正しい行動をしていれば、ネットで書き込みされる内容はでっち上げとなるのである。
そもそも、日々精進し、清廉潔白を守っていれば恨みをもって会社を離れる、というところまでこじれる事は稀だと思う。
また、そういった人間は書き込みをされても誰も信じず、すぐにでっち上げと判断されるだろう。

書き込みから疑いが発生するのは、行動の正しさが信じてもらえないからだ。
これは日々の積み重ね、全行動の積み重ねだから一朝一夕にはできない。
長い期間をかけて積重ねればこのような事態は発生しない。

たくさんの方がいて、誘惑の多い物流現場だからこそ、そのまとめ役となる社員は気をつけたいものだ。