3日間、子育てと家事をワンオペして感じたこと
先日の話。
結婚後初めて妻が妹と海外旅行に行った。
妻でも母でもない状況になるのは実に12年ぶり
この機会にリフレッシュしてもらおうと『家の事は気にしなくていい』と送り出した。
が、、、
認識が甘かった。
3日間で感じた事を残そうと思う。
テーマは、『いい機会だから主婦・ママの体験してみよう』
だから、極力普段妻がやっている事をやり、やっていない事はやらない。
普段やってくれている掃除や料理はやり、
あまり利用しない外食などはやらない。
だが、個人的に無理な事は事前に準備しておいてもらう。
■食事
料理は苦手。全くできないし、やらない、やれない。
外食や惣菜に逃げる事もできたが、それでは意味が無い。
だから、自分でやってみた。
一番悩んだのが3日間の献立。
自分なりにカロリーやら野菜やらのバランスを考える。
それに加えて、自分ができそうなものという条件つき。
その日その日で考えるとどうしても偏ってしまうし
冷蔵庫にあるもので、みたいな職人技は無理。
だから、冷凍野菜を中心に3日の献立を考えた。
1日目の夜にして米が切れる、というハプニングがあったが何とか乗り切れた。
しかし、、4日以上は無理。。。。レパートリーがない。
■子供たちの服
料理の次に不安だった。
何せ私は全くセンスがない。
子供たちに恥をかかせないように、学校に着ていく服だけは妻に選んでおいてもらった。
後は、子供たちが自分で探して、寒くないか・おかしくないか、を確認する。
後日、妻に写真でみてもらったら案の定『おかしい服』というのがあった、、、残念。
■掃除
休日などは私も掃除をするので問題ないと思った。
実際、掃除はした。
だが妻からは『毎日ココも掃除してる』と指摘された箇所があった。
私は全く気付かなかった部分。細かいところまでやってるんだね。脱帽。
この家事に子供の世話が入ってくる。
主婦は大変だ、と実感した。
たった3日の体験だったが貴重な事を気付けたと思う。
■家庭をまわすのは一人では無理
収入を得る事を主とする人。
家をまわす事を主とする人。
これは、交わりながらも役割をわけなければいけない。
つまり、絶対二人は必要。
そうじゃないと、どっちかができなくなる。
それぐらい家庭をまわすのは大きな負担が発生する。
負担は、子供の教育だったり収入だったりに影響する。
それを改めて感じた。
『家にいるんだからやっておいてよ』みたいな事を妻に対して言う人がいるが
それはちょっと違うのではないか。
家にいてもやる事てんこ盛り、状態なことに気付かないのであろう。
『何でこんなこともやってくれてないの?』と思う男性は
妻だけ旅行に行かせて主婦体験をしてみればいい。
妻がやっていることをやり、やっていないことはやらない。
という縛りで3日間体験すれば実感できるだろう。
こういうと、『主婦すごい!』みたいに感じるが
逆もしかり、『旦那の収入を妻がすぐに稼ぐ事が難しい』というのと同義なのである。
言いたいことは、それぞれ主の役割があるのだからお互い尊重しあって
時には肩代わりしてやった方がいい、という事。
尊重しあうには、相手が『何をやっているか』を体験するのが手っ取り早い。
と感じた。という話。