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炎上案件を対処するときの火付け役と火消し役に求められる態度6つずつ

大炎上案件の火消し隊長を任命された。

火消しはパワーとスピードが求められるので指名される事は大変な名誉である。
この際なので火消し役と火付け役それぞれについてまとめる。

火付け役に求められる態度

1 反省すべし

やってしまった事は仕方ないが、猛反省は絶対必要。
これは、謝ればいい。というわけではない。
反省し次に活かすこと。
また、何より火消し中の態度が重要。

2 情報提供を迅速に性格に

火消し役はその案件に精通しているとは限らない。
だから、案件背景や各種データ、起こってしまったトラブルの原因と影響範囲。
全ての情報の提供が必要となる。

3 決して萎縮して活動低下しないこと

反省しろ、と言ったがそれで萎縮して行動が遅くなってはいけない。
反省は全て行動に表す、ぐらいの気持ちがなければならない。
主担当の活動低下は情報不足から間違った対処を引き起こし二次災害を引き起こす。
トラブルを起こしてしまったら逆に積極的に動く必要がある。

4 手配を素早く

火消し役がいくら優秀でも主担当しかできない事がある。
協力者への対応やデータ作成など。
それらは素早く行う必要がある。

5 火消し役に任せてはいけない

丸投げなどはもってのほか。
火消し役は丸投げされたかどうか敏感に感じ取る。
もし、丸投げ感を感じ取ってしまったら終わる。
主担当を放り投げ勝手に進める。
しかも、優秀な火消しの場合、主担当を放り投げても各人から情報を集め火消ししてしまう。
その結果起こるのは、火をつけた担当者の評価が一気に急落。ストップ安なぞない。マイナスまで一瞬で担当はずしとなる。

6 最後まで責任を持つ

結局はこの一言につきるかもしれない。
最後まで『自分事』として責任をもって行動する事。
また、間違っても火消ししてくれているメンバーを差し置いて黙って帰らない事。
帰ってもいい、火消しメンバーは別に先に帰られても嫌な気持ちはしない。
でも、『黙って』はだめ、絶対ダメ。
一言『何か私にできる事ありますか?』これが必要。

火消し役に求められる態度

1 火消しを嫌がる人もいるがここは恩を売る事ができるのでむしろ喜ばしい事

火消しは面倒なもの。ただでさえ面倒な案件が二重三重に面倒になっているだろう。
だれでもやりたくないが、積極的に動いた方が将来的にいい方向に向く。
なぜなら、火をつけた人は当然ながらその上司などにも恩を売れる。
ここ一発のパフォーマンスで能力評価も上がる。
通常の仕事と同じ労力での3倍ぐらいのアピールができる。

2 重箱の隅をつついて、つついてつつきまくる

普通なら炎上しないように重箱のすみをつついて準備をする。
だが、炎上してしまった案件は延焼と鎮火を同時にやらないといけないので
どんな些細な事も見逃さずつぶしていく事が必要となる。

3 全体を俯瞰する視点も必要

細かい事に注視しつつ、全体の流れもみないといけない。
どこかに延焼していないか、二次被害はないか、他のトラブルは発生していないか。
案件全体を俯瞰してみていかないと完全鎮火はできない。

4 とにかく全精力を使って火消しする

火消しは片手間意識では絶対ダメ。
中途半端に絡んで火消しすると、終息期間が延びて手間がかかる。
一気にやりとげる事が必要。

5 火付け役に怒りを覚えてもいいが、それは火消し完了の次

火をつけた担当に怒りを覚えるだろう。
これは人として普通の事。
でも、怒って怒鳴るよりも案件の火消しが優先。
『いつか見返してやるリスト』
に入れておいて、復讐の機会を待て。
今はそのときじゃない。

6 火消しの手柄を他人に取られるな

火消しは手柄で自分の評価を上げる為にやる。だから他人が評価を持っていったら意味が無い。
人によっては火消しを他人にさせておいて自分がさもやったように振舞う人間がいる。
そうなってもいいように予め関係がある上層部には自分から報告を入れるようにしたい。
そして、火付け担当者が『自分がやりました』のような態度をとっている時は何も言わない方がいい
その時には上層部は『あいつは何もやっていない』というのがわかっている。
あえて担当者に何か言って自分の評価を下げる必要は無い。

ちなみに、頭にきているときは担当者が説明等していて間違った説明をしていたり言葉が足りなかったりした時に
日本刀でいあいぬきするかのごとく、スパッと間違いを正してすましていればいい。
担当者も辱められるし、上層部に再認識させられる。
ここは切れ味勝負。

 


トラブルは発生するもの、その後の対応で大きく変わるから気をつけたい。