生きてるだけでまるもうけ

つらい事もあるけれど生きてるだけでもラッキーなのです

小学3年生から見た2017年27時間テレビ

普段、子供にはテレビを見せていない。
正確に言うと、リアルタイムでダラダラ流れる番組を見せていない。
見たい番組は録画して時間をとってみる。

このあたりの考え方に関しては、

 

transistor-circus.hatenablog.com

 


これの前半に書いた。


ただ、娘が日本の歴史の本を読みたい。
と、突然言い出したので少し話を聞いてみると、どうやら今年の27時間テレビのCMで興味を覚えたよう。
そんなにすぐには歴史の本を用意できないし、日本の歴史といっても広いので
 どの『時代』に興味があるのか
 そもそも、次第なのか戦争や発明やらの『事象』なのか
 偉人を中心にした『人』なのか
そのあたりすら曖昧なので、とりあえずその番組を見せる事にした。

流石に27時間録画も無理だし、27時間ずっと見せるわけにもいかない。

だから、いつものルールをまげてテレビつけっぱなしにしてみた。

●娘の反応


初日の夜の縄文と弥生時代の話は食い入るように見ていた。
自分が知らない事を見れるのが面白かったらしい。
知的好奇心がかなりくすぐられたようで、質問攻めにあったほど。

ただ、時間がたつにつれ
『これはつまらない』
という反応が多くなった。

さらに、
『この人つまらない』
とも。

それには共通点があった。

 

●全体的には面白かった様子。たが面白くなかった部分も

 

娘の反応を見ていると面白くなさそうなのは
 『番組的な企画の部分』
 『芸能関係の歴史』
 『出演者が主体となった内容』
このあたりだった。

ご当地の歴史ランキング的なものや、出演者同士のかけあい、音楽含めた芸能関係の歴史。など
そのあたりの反応は目に見えて薄かった。

『こんなのよりも、昔の物をとか絵とかみたいな』
と言ったほど。

最後にはついに見るのをやめて、土曜日のコナンに切り替えてしまった・・・

●テレビに求めているもの

 

娘が変わっているのかもしれないが・・・・

娘の興味は『役立つもの』『好奇心がくすぐられるもの』に集中しているようだ。

だから、毒にも薬にもならない芸人のばか騒ぎは見るに値しない、と思っているのだろう。
(実際、そうなると即テレビを見るのをやめる)

27時間テレビはそれがはっきりしていたようで、娘の反応もはっきりしていた。

●我が家のテレビに対して望むもの


ひな壇芸人ばか騒ぎ系の番組なのか、知的好奇心系の場組みなのか
はっきり分けて欲しい。

芸人系の番組を欲する人もいると思うので、それを止めろとは言わない。
我が家では見ないだけ。

ただ、望むのは『知的好奇心急上昇』のタイミングでくだらない笑いをとるような横槍はやめてほしい。という事。

これで一気に萎える。

好奇心をぐっと引っ張っていって、続きはこの後みたいに別の話を入れるのも娘は嫌がった。

まじめな内容は、うけねらいとか、数字狙いとかやめてちゃんと伝わる作り方をしてほしい。

と思った。

●とはいえ


別に、そうならなくても困らない。
我が家ではかなり前からテレビにそれを望んでいない。
テレビを見なくても娘は優秀に育っている。

テレビには何も期待していない。

 

だから、我が家のテレビの使い方はこういう考え方になる。

 

 

transistor-circus.hatenablog.com

 

 

もう少しちゃんとした番組があれば娘に見せたいとは思っている。

 


ただ・・・・・そういった事があっても例年の27時間テレビよりも今年は断然面白かった。
こういう方向性でテレビが変わっていくならテレビも捨てたもんじゃないな。と思った。