【ネタバレ注意】 ローマ法王の休日 いい映画なのに外野がじゃました不遇の一作
まだ見ていない人に言っておきます。
だまされるな!この映画はコメディーではない!
たとえ、こんなタイトル、コピーであってもだ!
amazonプライムで見ました。
私はこれほど怒りを感じた映画は過去に無かったのではないか、
くらい怒っています。
映画自体はよかったです。
自分のキャパシティーを超えた役割を与えられた人が
葛藤し飲み込もうとし、でも一歩を踏み出せない。
周りの人々の暖かさ、ローマ法王という地位だから特別視される場合もあれば
ふつうのおじいちゃんとして接した人々も、個人としての主人公に対して
そしてその才能に対して人柄に対して好意を頂き、人間的に接する。
すごく見ていて心和むシーンが多く、ラストも人間的で私はすごくよかった。
でも、映画の中身とは全く別のところで残念になりました。
1 タイトルとコピーでハッピーでコメディーな映画を想像する
2 コピーが内容と全く合っていない
3 映画自体がよかったが見る前の想像とのギャップでどうしてもダメ映画に思えてしまう
つまりは、宣伝する方?のミス、ミスリード。完全な罪ですよこれ。
繰り返しますが、映画自体はよかった。
でも、コメディーを想像していみると、何ともいえない嫌な気持ちになるんじゃないか?
特にあのラスト。
オンデマンドで見る映画って、気分にあわせてセレクトするじゃないですか。
アクション見たいから24(映画じゃないか、、)サスペンス見たいからボーンシリーズ。
ホラーみたいからSAWとか。。。
インフルでくたばっている時に気晴らしにコメディーって感じだったのに。。。
最後に
私は子供の頃からローマ法王なんて、すごすぎる人。どんな人がなるんだろう。
こんなみんなの頂点みたいな人、やりたくてやってんのかな?
嫌にならないのかな?
って思ってました。
日本の天皇も同じ事感じてました。
天皇は生まれた時からそうですから本人あまり気にしないのかもしれないですが
ローマ法王は選挙(?)で選ばれるわけですからね。
プレッシャーにならないのかな、、、と。
この映画の描写は真実とは違うのかもしれませんが、やっぱりそりゃ
プレッシャーに負けちゃう事もあるよね。
って、何か安心した感じがしました。